技術紹介Cases
特殊高所技術を用いた橋梁の点検
特殊高所技術による桁下点検
課題/問題点
近接不能な橋梁の点検・調査
富士技研センターでの解決方法/対応・実施策
- 対象の橋梁は、アーチ橋でありアーリブが上部構造の外に張り出しており、橋梁点検車の 作業限界を超えているため、近接点検が不能であった。
- また、河川を渡河する橋梁であるため、仮設足場の設置も困難であった。
- そこで、桁下の損傷を近接で確認する方法として、NETIS登録技術である「特殊高所技術」を提案し、点検を実施した。
- これにより、安全で的確な点検を実施できた。
担当者コメント
- 吊り足場の設置・撤去にかかる費用の削減と、それにかかる日数を短縮できた。
- 近接点検により、床板下面からのひびわれ・遊離石灰が確認できた。
- 本点検で、今度の補修計画に活かせるデータを取得できた。